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market-analysis2026-05-26

週末は「週次ルール」を採用・保留・廃止に分ける時間

Written by metal
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週末に1行メモを見返すと、よさそうなルールを全部残したくなります。せっかく記録したのだから、来週も使いたいと思うからです。

でも週末レビューの目的は、ルールを保存することではありません。採用、保留、廃止へ分け、翌週の荷物を減らすことです。

違和感:週末レビューで、来週のルールが増えすぎる

週末に1週間を見返すと、直したいことがたくさん出てきます。

  • もっと早く止まればよかった
  • 為替も見た方がよかった
  • 乖離率だけでなく出来高も見た方がよかった
  • 火曜の例外を来週のルールにした方がよさそう

どれも一理あります。
でも、それらを全部来週へ持ち込むと、月曜朝にまた重いチェックリストができます。

週末レビューで大事なのは、改善点を全部拾うことではありません。
翌週の判断を軽くするものだけを残すことです。

そのために、金曜に残した1行を3つに分けます。

反転:採用・保留・廃止に分ける

週末レビューでは、週次ルールを良い/悪いで決めません。
採用・保留・廃止に分けます。

1) 採用する

判断が軽くなった証拠があるなら、翌週へ採用します。

たとえば、金曜の1行がこうだったとします。

「終了時刻を決めた日は、引け前の迷いが減った」

この場合、終了時刻ルールは採用候補です。
利益が大きかったかどうかより、迷いが減ったことを見ます。

採用するなら、翌週の月曜朝に使える1行へ戻します。

「14時30分に一度止まる」

このくらいまで小さくします。

2) 保留する

効いたかどうかがまだ分からないなら、保留します。

たとえば、
「米金利を見ない日は、ETF乖離率の確認に集中できた」
という観察があっても、その週だけ特殊だった可能性があります。

この場合、すぐ採用しません。
ただし、捨てもしません。

翌週にもう1回だけ見る候補として残します。
保留は、判断を先延ばしすることではなく、証拠をもう1つ集める扱いです。

3) 廃止する

判断を重くしたルールは、廃止します。

たとえば、
「材料を減らすつもりが、確認する画面が増えた」
「終了時刻を決めたせいで、逆に時計ばかり見た」
「条件を1つにしたはずなのに、例外が増えた」

この場合、来週へ持ち込みません。
週末に廃止して、月曜朝の負担を減らします。

廃止は失敗の記録ではありません。
来週の判断を軽くするための整理です。

知識フック:良いレビューは、次の行動を減らす

レビューというと、改善点を増やす作業に見えます。
でも、毎週改善点を増やすと、運用はどんどん重くなります。

投資の週次ルールで大事なのは、正しい反省をたくさん並べることではありません。
翌週の画面の前で、迷いを減らすことです。

だから、週末レビューでは「追加するもの」より「持ち込まないもの」を決めます。

採用は、翌週も使うもの。
保留は、もう1回だけ見るもの。
廃止は、月曜朝から外すもの。

この3つに分けるだけで、週末レビューは感想から運用へ変わります。

再読:最初の場面へ戻る

「木曜朝は「週次ルール」の証拠を1つだけ残す時間」で木曜朝に証拠を残し、
「金曜朝は「週末に渡す1行」を決める時間」で金曜朝に週末へ渡す1行を作りました。

「週末は「週次ルール」を採用・保留・廃止に分ける時間」では、その1行を週末に整理します。

やることは3つです。

  1. 判断が軽くなったなら採用する
  2. 証拠が足りないなら保留する
  3. 判断が重くなったなら廃止する

週末レビューは、反省を増やす時間ではありません。
翌週の月曜朝へ持ち込むルールを、増やしすぎないための整理時間です。

過去記事リンク

  1. 金曜朝は「週末に渡す1行」を決める時間
  2. 木曜朝は「週次ルール」の証拠を1つだけ残す時間
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