14時台は「テーマ継続」と「切り替え」を分ける時間
後場最初の30分で見るものを1つに固定できても、14時台に入ると迷いが戻ります。このテーマを続けるべきか、それとも別のテーマへ切り替えるべきかです。
14時台は、惰性で続ける時間でも、値動きだけで切り替える時間でもありません。継続条件と切り替え条件を分ける時間です。
違和感:午後テーマは、続けても切り替えても迷いやすい
14時台は、午後の中盤に入る時間です。
ここでは、後場寄り直後とは違う迷いが出ます。
- 為替テーマを続けているが、ETFの板の方が気になり始める
- 出来高テーマを見ていたが、価格方向に切り替えたくなる
- 手仕舞いテーマのはずなのに、まだ利益を伸ばす余地を探している
つまり、テーマは1つに絞れていても、
それを続ける根拠と切り替える根拠が混ざり始めます。
14時台に必要なのは、材料を増やすことではありません。
テーマを続ける条件と、切り替える条件を分けることです。
反転:14時台はテーマの寿命を判定する
午後テーマには寿命があります。
後場最初の30分で有効だったテーマが、14時台にもそのまま有効とは限りません。
1) 継続する条件を1つにする
まず、テーマを続ける条件を1つにします。
- 為替テーマなら、ドル円の方向がまだ崩れていない
- 出来高テーマなら、板の薄さがまだ判断の主因である
- 手仕舞いテーマなら、終了条件がまだ最優先である
この条件が残っているなら、テーマは継続します。
条件を言えないのに続けるなら、それは惰性です。
2) 切り替える条件を1つにする
次に、切り替える条件も1つだけ決めます。
- 為替テーマが崩れ、出来高の偏りが主因になった
- 出来高テーマが消え、手仕舞い判断が主役になった
- 手仕舞いテーマより、撤退条件の確認が必要になった
切り替えは悪いことではありません。
ただし、切り替えるなら理由を1つにする。
理由が複数あるなら、むしろ判断が散っている可能性があります。
3) 切り替えたら、前のテーマを閉じる
一番重要なのはここです。
テーマを切り替えるなら、前のテーマを閉じます。
為替から出来高へ移るなら、為替テーマは一度閉じる。
出来高から手仕舞いへ移るなら、出来高テーマは一度閉じる。
前のテーマを残したまま次へ行くと、午後の後半で材料がまた増えます。
知識フック:時間帯が変わると、同じ材料の意味も変わる
同じ為替、同じ出来高、同じETF価格でも、14時台には意味が変わります。
午前から見ていた材料、昼休みに整理した材料、後場寄りで再起動した材料。
それらが、午後の残り時間の短さと重なります。
だから14時台は、材料の追加よりも、材料の寿命を判定する時間です。
続けるなら続ける条件を残す。
切り替えるなら前のテーマを閉じる。
この区切りがないと、午後後半の判断はまた重くなります。
再読:最初の場面へ戻る
「後場最初の30分は「見るもの」を1つに固定する時間」で見るものを1つに固定したら、
「14時台は「テーマ継続」と「切り替え」を分ける時間」では14時台にそのテーマを続けるか切り替えるかを決めます。
やることは3つです。
- 継続する条件を1つにする
- 切り替える条件を1つにする
- 切り替えたら、前のテーマを閉じる
14時台は、午後テーマをただ続ける時間ではありません。
後場の観測テーマに寿命を与え、続けるか切り替えるかを分ける時間です。