寄付き1時間後は「修正」から「今日の主テーマ」へ戻る時間
寄付き30分後に修正の継続と停止を分けても、いつまでも修正モードにいると、今日の主テーマを見失います。改善に集中しすぎて、相場そのものの観測が細くなるからです。
寄付き1時間後は、朝の修正から今日の主テーマへ戻る時間です。
違和感:修正を守れるようになるほど、今日の相場を見なくなる
朝の修正ルールを丁寧に扱えるようになると、別の落とし穴があります。
修正そのものに意識が寄りすぎることです。
- 入口を直すことばかり気にして、今日の材料を見ていない
- 再開サイズの管理に集中しすぎて、全体の方向感を失う
- 手仕舞いルールを守ることが目的化して、保有理由を見なくなる
これは悪いことではありません。
ただし、修正はあくまで昨日からの改善です。
今日の相場そのものではありません。
反転:1時間後に「修正の棚卸し」をして、観測軸を戻す
寄付き1時間後は、朝の修正をそのまま抱え続ける時間ではありません。
一度棚卸しして、今日の主テーマへ観測を戻します。
1) 入口修正は完了/未完了で閉じる
入口修正は、1時間後に長く引っ張らない方がいい。
完了か未完了かを決めます。
- 予定時間まで待てたなら完了
- 条件が揃う前に入ったなら未完了
- まだ入口判断を保留しているなら、次の確認時刻を決める
入口修正を曖昧に残すと、1日中「入れなかった自分」を見続けることになります。
2) 再開修正はサイズと条件だけ残す
再開修正は、1時間後も残ることがあります。
ただし、残すのはサイズと条件だけです。
- サイズを戻す条件
- 再開を止める条件
- 次の確認時刻
この3つだけ残せば十分です。
再開修正を相場観全体に広げないようにします。
3) 手仕舞い修正は午後の地図へ渡す
手仕舞い修正は終日残します。
ただし、朝の観測項目として抱え続けるのではなく、午後の地図へ渡します。
- 終了時刻
- 引け前の新判断禁止
- 利益で終了線を広げない条件
この3点を午後用に移して、朝の主テーマからは外します。
知識フック:改善ルールと観測テーマは分けて扱う
改善ルールは、昨日の自分を直すためのものです。
観測テーマは、今日の市場を見るためのものです。
この2つを混ぜると、前日の反省で今日の相場を読み、今日の値動きで前日の反省を書き換えることになります。
それでは、どちらも測れません。
だから寄付き1時間後に一度分ける。
修正は必要な形だけ残し、観測は今日の主テーマへ戻す。
再読:最初の場面へ戻る
「寄付き30分後は「続ける修正」と「止める修正」を分ける時間」で修正の継続/停止を分けたら、
「寄付き1時間後は「修正」から「今日の主テーマ」へ戻る時間」では1時間後に主テーマへ戻ります。
やることは3つです。
- 入口修正は完了/未完了で閉じる
- 再開修正はサイズと条件だけ残す
- 手仕舞い修正は午後の地図へ渡す
寄付き1時間後は、朝の修正に縛られ続ける時間ではありません。
昨日の改善を必要な形だけ残し、今日の相場を見に戻る時間です。