寄付き10分後は「作戦変更」ではなく「修正継続」を見る時間
寄付き5分後に修正を守れたとしても、10分後には新しい作戦を作りたくなります。最初の混乱が少し落ち着くほど、別の判断を足したくなるからです。
この時間に必要なのは、作戦変更ではありません。朝に決めた1つの修正が、まだ生きているかを確認することです。
違和感:5分守れたことで、逆に次の判断を許してしまう
5分間ルールを守れると、少し自信が出ます。
でも、その自信が次の判断を呼びます。
- ここまで待てたから、そろそろ入ってよい気がする
- 最初の値動きが落ち着いたので、朝の修正を解除したくなる
- 10分経ったから、今日の作戦を作り直したくなる
これは、5分待てたことを「修正完了」と誤解している状態です。
でも、朝に決めた修正は、5分だけ守れば終わるものではありません。
寄付き10分後は、修正を終える時間ではなく、続けられるかを見る時間です。
反転:10分後も「今日の修正1つ」に戻る
寄付き10分後に必要なのは、新しい作戦ではありません。
「寄付き前3分は「昨日の修正1つ」を確認する時間」で決めた1つの修正に戻ることです。
1) 朝の1行をまだ使う
10分後に、もう一度朝の1行を読みます。
- 入口だけ遅らせる
- 再開サイズだけ小さくする
- 手仕舞い時刻だけ守る
この1行をまだ使う。
10分経ったからといって、今日の修正対象を増やさない。
2) 10分後の価格で「解除」しない
10分後の価格が強いと、ルールを解除したくなります。
逆に弱いと、さらに厳しくしたくなります。
どちらも、価格で修正を上書きしている状態です。
寄付き10分後に見るべきなのは、価格の答えではなく、
修正ルールがまだ行動の中心に残っているかです。
3) 次の判断は「増やす」ではなく「保つ」にする
10分後の次の判断は、追加ではなく維持にします。
- 入口修正なら、次の条件成立まで待つ
- 再開修正なら、サイズを戻さない
- 手仕舞い修正なら、終了条件を先に保つ
判断を増やさないことで、今日の修正が測れる形で残ります。
知識フック:短い時間ほど、改善の効果は見えにくい
市場の最初の10分は、方向が見えたように感じやすい時間です。
でも、短い時間ほど偶然や注文の偏りが混ざります。
ここで作戦を変えると、昨日から持ち込んだ修正が効いたのか、値動きに反応しただけなのか分からなくなります。
改善は、短い時間で結論を出すほど測れません。
だから10分後は、結論を出す時間ではなく、
修正を続ける時間として扱った方がいい。
再読:最初の場面へ戻る
「寄付き5分後は「入るか」ではなく「守れたか」を見る時間」で5分後にルールを確認したら、
「寄付き10分後は「作戦変更」ではなく「修正継続」を見る時間」では10分後も同じ修正を続けます。
やることは3つです。
- 朝の1行をまだ使う
- 10分後の価格で修正を解除しない
- 次の判断は「増やす」ではなく「保つ」にする
寄付き10分後は、今日の作戦を作り直す時間ではありません。
昨日から持ち込んだ修正が、まだ行動の中心にあるかを見る時間です。